第15回防災まちづくり大賞(平成22年度)

住宅用火災警報器の啓蒙啓発活動

優良事例(一般部門)
住宅用火災警報器の啓蒙啓発活動

静岡県女性防火クラブ連絡協議会
(静岡県静岡市)

事例の概要

■内容

 静岡県女性防火クラブ連絡協議会は、県内女性防火クラブ相互の連携を密にし、防火に関する知識の向上につとめ、クラブの健全な発展を図ることを目的に活動している。
 去る平成21年8月21日から4日間、静岡県浜松市で「防災フェア2009inはままつ」(防災フェア2009実行委員会・内閣府・浜松市・防災推進協議会主催)が開催された。
 その際、静岡県女性防火クラブ連絡協議会は浜松駅北口にブースを出展し、クラブ員が女性防火クラブ活動のアピールとともに、住宅用火災警報器設置の啓発活動を行った。
 当日は、地元のテレビ局の取材を受け、生中継にて取り上げられるなど大反響となり、住宅用火災警報器の普及に大きく貢献した。
 出展ブースではひと目でよくわかる展示を心がけ、制度により警報器の設置が義務付けられたことや、生命と財産を守るためには被害を最小限にとどめることが大切で、そのためには住宅用火災警報器の設置は最善の手段であることを見学者に訴えた。
 お子様連れの家族などを対象に紙芝居形式の説明をしたり、アンケート(粗品付き)に回答してもらうなど、来場者の足をとめ、ブースに関心をむけてもらうための工夫も忘れなかった。

防災フェア
(紙芝居の様子)

防災フェアの様子

SBSテレビに生出演した時の様子

沼津市まどか女性防火クラブの「ひょうたん島」寸劇
(静岡県防災のつどい)

消火器の取り扱い講習の様子
(静岡県消防学校体験入校)

苦労した点

  • 1. とにかく、来場者をブースに惹きつけるためのアイデアをひねり出すのに一苦労した。苦労した分、採用した取り組みは概ね奏功した。
    • (1)住宅用火災警報器の実機を多数展示することで来場者の興味を持たせる。
    • (2)アンケートに回答してもらうということで、来場者に気軽に声をかけるとともに、回答していただいた方にはクリアファイルをプレゼント。アンケートの回答で「まだ設置していない」方にはその場で設置のお願いをする。
  • 2. フェア開催日は平日もあり、活動するために十分なクラブ員を集めるのも大変だった。
     また、8月の炎天下での活動は、思った以上に過酷であった。クラブ員にとって「陽射し」は「火」よりも難敵であったかの如くであった。
     とにかく、ご協力いただいた方には感謝の一語に尽きる。

特徴

 この防災フェアには4日間で9万人を超える来場者があった。人の集まるところで啓発活動を行うことで、効果的な活動を可能にした。会場では上記9万人のうち何万人(?)にアピールできたかはわからないが、報道の中継があったことを併せると、それ以上の方々の目に触れており、会場で感じた以上の効果があったと思う。
 また、実際に警報器の販売を行った。女性防火クラブ員のパワーで多数販売した。
 女性防火クラブの活動についてもしっかりアピールできた。

団体概要

静岡県女性防火クラブ連絡協議会
 県下67クラブ2,050名(平成21年4月1日現在)のクラブを対象に活動する連絡協議会。消防本部単位では8団体に編成されている。(沼津まどか女性防火クラブ、小山町北郷地区火防隊、富士宮市婦人防火クラブ、静岡市女性防火クラブ、焼津市女性防火クラブ、藤枝市幼少年女性防火委員会、磐田市女性防災クラブ連絡会、浜松地区女性防災クラブ連合会)
 各種研修会の開催や外部研修へクラブ員を派遣するなどの活動を行っており、防火防災の知識や技術の研鑽に取り組んでいる。

実施期間

 平成21年8月21日~