第9回防災まちづくり大賞(平成16年度)

【消防庁長官賞】いけうら防災ねっと http://www.ai21.net/bousai/

【消防庁長官賞】いけうら防災ねっと
http://www.ai21.net/bousai/

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池浦町自主防災会
(愛知県安城市)

コンテンツの内容

■趣旨・ねらい

 町内の方々に地震防災を身近な問題として考えることの出来るよう、自主防災情報を町内に即して掘り下げ、公開している。特に、町内コミュニティ活動にうとい(しかしインターネットを最も活用している)20~40代の世帯に情報提供が出来るように、紙媒体ではなく、ウェブサイトという媒体を選択した。

■内容

 いけうら防災ねっとは、大きく「今度来る地震」「最大の凶器」「日頃の備え」「災害時の対応」「自主防の役割」で構成される他、災害時に地域の情報を収集・発信出来る「防災・地域情報掲示板」、災害発生時のポータルとなる「災害緊急情報」、気軽に知識を身につけられる「防災用語まめ知識」「防災知識・常識のうそ」「防災グッズを揃える」など、幅広い情報を提供している。

  • 1. 「今度来る地震」では、東南海地震や東海地震が地域的にも歴史的にも私たちの生きる時代の避けては通れない地震であることと、県の調査の被害想定を概観するとともに、震度・液状化分布図の町内範囲を拡大し、自宅がどこに該当するのかがわかるよう工夫されている。
  • 2. 「最大の凶器」では、地震を災害にしないための家屋の耐震化や家財の転倒防止、市から受けられる各種助成制度を紹介し、各世帯での減災を呼び掛けている。
  • 3. 「日頃の備え」では、なかなか進まない非常食や水の備蓄をランニングストックという生活スタイルの工夫で解決することを提案している。
  • 4. 「災害時の対応」では、地震発生後に即非常持出袋を持って避難といった誤った防災行動と訣別し、本当に必要な対応について考える。
  • 5. 「自主防の役割」では、消火班や救出班、避難誘導班など事前の班編成をやめた私たちの自主防災会の組織観や緊急時の初期活動について紹介を行い、各種訓練よりも各世帯での減災への取り組みが自主防の基礎になることを提唱している。

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トップページ

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わがまちの震度・液状化

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今度来る地震

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災害緊急情報

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災害時の情報

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災害時の対応

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自主防の役割

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防災グッズを備える

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防災知識常識の「うそ」

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防災用語・豆知識

制作プロセス

  • 1. 平成15年当時、町内会役員であった制作者が愛知県防災局主催の「あいち防災カレッジ」を受講し、その内容を町内にフィードバック(伝達講習)する方法としてウェブサイトの設置を計画する。
  • 2. コンテンツの制作は、同年9月より始まり、自主防災活動から明らかになった課題や閲覧者からの要望に沿って、現在も内容の充実・更新を図っている。
  • 3. ホームページは平成15年10月、ドメイン取得とともに公開した。(ai21は、「安城市」「池浦町」の頭文字と「愛」を、21は21世紀の意。

特徴

  • 1. トップページがウェブログ化されていて、携帯電話からの閲覧が可能となっており、緊急時にも閲覧することができるよう工夫されている。また、E-mailによる携帯電話からの画像を含めた書込みが可能で、複数による緊急時の情報発信をすることも出来る。
  • 2. 掲示板による交流が行える他、災害時には、誰でもが気軽に情報連絡を行うことが出来るようになっている。
  • 3. 一般論としての防災でなく、町内に即した内容に掘り下げ、防災をより身近な関心事として考えられるようにしている。

団体概要

■池浦町自主防災会

  • ・  会員数:約1200世帯
  • ・  会長:木村卓美(町内会長兼務)
  • ・  活動:池浦町内会の自主防災組織として、平成8年より活動を開始した。結成当初は避難、消火、炊出しといった訓練を中心としていたが、今年度より「町内防災調査」を行い、災害弱者の把握、家財の転倒防止の推進といった「減災」のための活動に重点を切り換えつつある。

実施期間

 平成15年10月~