イラン地震災害
はじめに イラン地震被害の状況
国際消防救助隊の構成と携行資機材
行動日程 救助活動 各国救助隊の様子
イランの建物の構造について
総括官日誌による補足(1) (2) (3) (4) (5)
1 イラン地震災害の状況
| 地震発生日時 |
|---|
| 1990年6月21日0時27分(日本時間21日午前5時57分頃) |
| 震源地 |
| イラン北部山岳地帯 テヘランの北西約250キロメートルの地点(図参照) (注)実際に現地で建物の崩壊の程度や崖崩れの様子を見た感じでは、山岳地帯のピルクよりむしろルードバールやマンジールの方が被害が大きいと思われるので、ルードバール近辺の土質の脆さ等を割り引いても、実際の震源地はもう少し西によっているのではないかと考えられる。 |
| 震源の深さ |
| 地表から約10キロメートル程度と推定 |
| 地震のエネルギー |
| M7.6(その後M5クラスの余震が多発) |
| 地震による被害 |
| 死者 約5万人(6月30日「テヘランタイムス」) 負傷者 約20万人 家屋を失った人 約50万人 |
イラン地震震源地付近図と国際消防救助隊の行動経路
