カラフル朝市 呼子（佐賀） 平成3年8月
何んとなく郷愁を誘う町の名前『呼子』に惹かれて訪ねてみた。
名護屋城跡にも近かい漁村、古い家並が続き露地裏には裸電球の街灯がポツンと灯っているような情景を頭に浮かべていた。
しかし、着いた今日の宿は鉄筋コンクリートで、風呂も展望のよい最上階、湯につかりながら町や港が一望できる。風呂上りの夕食は、玄海灘の海の幸。地酒にイカが甘い。
翌朝、宿で聞いた朝市を見る。北国、輪島とは同じ海辺でありながら、雰囲気は全く違う。カラフルで、商う人も比較的若い人が多い。大きな声のお国訛り、笑声が溢れている。