平成8年10月30日エジプト・アラブ共和国ビル崩壊事故

今後の課題と検討事項

エジプト・アラブ共和国ビル崩壊事故

災害概要 活動概要
救助活動に使用した資機材(主なもの)
派遣隊員 派遣等経過 活動総括
今後の課題と検討事項 総括所感 活動写真

7.今後の課題と検討事項

  • (1)現地での救助活動に付随して必要な、記録、写真、広報、連絡等を担当する者の部隊編入を検討する必要がある。
    なお、この担当者は、災害活動を経験している者が望ましいこと。
  • (2)JICA備蓄資機材の定期的な点検・整備が不可欠である。又、電磁波探査装置等の先進的な資機材の導入が必要である。
  • (3)派遣要請前の準備段階での、準備資機材を含めた派遣部隊に関する事前協議・調整が必要である。
  • (4)「地震等広域災害対応」、「風水害対応」、「局地的事故災害対応」等の災害を想定した派遣に係る部隊数及び人員、資機材等の事前計画を立てておくことも検討すべきである。
  • (5)現地からの派遣要請後の派遣決定、出発までの更なる時間短縮等の改善が求められる。