平成11年1月26日コロンビア地震

活動現場の概要

コロンビア地震

II 被災現地での活動

救助活動の総括 活動現場の概要
救助活動内容(1) (2) (3)

1.救助活動の総括


  建物概要 用途 到着時の状況
第1現場 鉄筋コンクリート造
12階建
1階
事務所

2階~12階
ホテル
  • ・ 震災発生後、しばらくして倒壊。建物正面の通りで他の倒壊建物の見物人複数が下敷きになったもの。
  • ・ 通りを隔てた向いのビルも、倒壊寸前であり、2次災害の危険が高い。
  • ・ 他の消防隊が活動中。
  • ・ 生存の可能性極めて低い。
  • ・ 大量の瓦礫。
第2現場 耐火造
(煉瓦)
2階建
1階
店舗等
(カフェ・文具店・登記所)

2階
共同住宅
  • ・ 地震発生時に倒壊。
  • ・ 建物構造が脆弱で、空間が無いほどに倒壊。
  • ・ 1階カフェの客を中心に、建物内にいた複数が逃げ遅れたもの。
  • ・ 生存の可能性低い。
第3現場 鉄筋コンクリート造
5階建
地下1階
ホテル
  • ・ 地震発生時に倒壊。
  • ・ 1階の受付1人を含む、宿泊客6~7名が逃げ遅れる。(情報が曖昧なため、検索区域の特定困難)
  • ・ 部分的に空間が残る。
  • ・ 隣接ビルに、倒壊危険有り。
  • ・ 大量の瓦礫。
第4現場 耐火造
(煉瓦)
4階建
1階
倉庫

2階~4階
アパート
  • ・ 地震発生時に倒壊。
  • ・ 震災時アパートに6名ほど在宅。3~4名が逃げ遅れる。
  • ・ 活動初日の午前中まで、助けを求める声有り。
  • ・ 建物構造は脆弱であるが、部分的に空間が残る。
  • ・ 2次災害の危険が高い。
  • ・ 救助犬が検索活動中。
  • ・ 大量の瓦礫。