会社、職場での備え

平日は職場に長い時間いる方が多いと思いますので、職場で被災する確率も高いです
職場によっては会社で備蓄品を用意しているところもありますが、ご自身でも普段から、非常用品を用意しておくことが大切です。
また、地震が起きた場合のことを考え、地震に対して安全な場所(執務室や教室、仮眠室、ホール、会議室など)はどこかを確認しましょう。このとき、オフィス家具類の移動・転倒・落下防止対策などについても確認しましょう。
特に大都市で働く人は、災害が発生した時に容易に自宅へ帰宅できない帰宅困難者の状況になります。大都市では特にこの対策が重要な事を意識しましょう。

(普段から用意しておいたほうがよい非常用品の例)

  • 飲料水
  • 食料
    電気・ガスがなくても食べられる保存食。(会社の備蓄と合わせて3日分程度)
  • 動きやすいスニーカー
    歩いての帰宅や、高層ビルから階段で上り下りする可能性があります。特に女性の方は動きやすい靴を用意しましょう。
  • トイレットロール・ティッシュ
  • ビニール袋
    ゴミや排泄物を入れて衛生環境を保つために
  • 携帯電話用の電源
    モバイルバッテリーなど連絡手段の確保のため
  • 帰宅経路の地図
    停電しても安全にたどり着ける家までの地図
(参考:日本気象協会ホームページ「知る防災」、内閣府パンフレット「震災時の帰宅行動」)