火山噴火からのサバイバル

火山噴火が予想されるときの
行動について紹介します。

火山からのサバイバル

噴火が予想されるときの行動

きちんとした火山情報や気象情報を入手!

テレビやラジオなどによって、きちんとした火山情報や気象情報を入手し、対応を考えましょう。

「噴火警報」や「噴火予報」に注意!

火山活動の異常があれば「火山監視・情報センター」が「噴火警報」や「噴火予報」が発表されます(下図参照)。テレビ、ラジオやインターネット、防災行政無線、広報車などの情報に注意しましょう。

「噴火警報」や「噴火予報」に注意!

緊急速報メールや防災行政無線から流れる情報に注意

携帯電話の電源はONにし、緊急速報メールや、防災行政無線から流れる情報に注意しましょう。

緊急速報メールや防災行政無線から流れる情報に注意

地域の行政機関の指示にしたがいましょう!

火山活動が活発化し、危険な状態になると、地域の行政機関(市町村役場、消防署、警察署)から避難勧告などが出るので、これにしたがって行動しましょう。

※【噴火警戒レベル】
噴火警戒レベルは、火山活動の状況に応じて「警戒が必要な範囲」と防災機関や住民等の「とるべき防災対応」を5段階に区分して発表する指標です。

地域の行政機関の指示にしたがいましょう!

(出典:気象庁ホームページ)

いざというときの行動

いざ火山噴火に遭ったら速やかに安全な避難を!

  • 噴石が降ってきたら、丈夫な建物などの身を隠せる場所に避難しましょう。
  • 頑丈な建物が近くにない場合は、大きな岩の陰などに隠れましょう。
  • ヘルメットやマスクなどを着用し、噴石やガスから身を守りましょう。
  • 火砕流・土石流が発生したら、その流れから遠ざかる方向に避難しましょう。
  • 温泉地に行ったり、火山の周辺を登山したりするときは、火山ガスにも注意しましょう。火山ガスは空気より重く、谷沿いや窪地にたまっていることが多いので、風のないときにはできるだけそのような場所を通らないようにしましょう。鳥や小動物が死んでいたり、植物が立ち枯れしている場所は特に気を付けましょう。

※事前に、最寄りの自治体などで公開している火山防災マップを見て、噴火警戒レベルに対応する危険な場所や、避難場所や避難経路を確認しておきましょう。

いざ火山噴火に遭ったら速やかに安全な避難を!いざ火山噴火に遭ったら速やかに安全な避難を!

参考:消防庁防災危機管理e-カレッジ、首相官邸HP「防災の手引き」