在宅避難

在宅避難を行うためのポイント
などを紹介します。

在宅避難を行うためのポイント

1週間分の食料・飲料水の確保

ライフラインが停止して外部からの支援にも時間がかかることを想定すると、できれば1週間分の食料・飲料水、カセットコンロなどの燃料、簡易トイレなどの備えをしましょう。1週間分の非常食の備蓄は大変ですが、例えば、普段から少し多めの食材を買っておき、最初の3日間を冷蔵庫の中のものを食べてしのいで、次の3日間で備蓄した非常食を食べるといったやり方でおおよそ1週間分の備蓄をすることができます。
非常食の備蓄については、ローリングストック法で常に新しい非常食を備蓄しておくとよいでしょう。

※ローリングストック法普段の食品を少し多めに買っておき、賞味期限の古いものから順番に消費し、使った分を買い足しておくことで常に一定量の食品を備蓄しておく方法

家具の固定などで室内の安全を確保

建物が地震の揺れに耐えるだけでなく、大型家具・家電の転倒・落下、ガラスの飛散などを防止しましょう。室内の安全が確保されてこそ、安心して自宅に居続けられます。

近所との助け合い

同じ町内や同じマンションに住んでいる人など、たくさんの近隣住民と顔見知りになりましょう。
日頃から親しく交流し、災害時には助け合いましょう。

在宅避難で受けられる避難所の支援内容

災害時に開設される避難所では、在宅避難者にも生活物資や炊き出しなどの食料支援をはじめとする次のような支援を行う自治体もあります。

避難所での在宅避難者対策の例

  • 在宅避難者の安否確認
  • 在宅避難者に対する生活物資・食料支援
  • 在宅避難者に対する情報発信
  • 在宅避難者のボランティアニーズの把握
  • 避難所におけるトイレの提供 など
参考:福岡県「避難生活ハンドブック」、福岡市「避難生活」ハンドブック、
静岡県「避難生活の手引き」、名古屋市避難所運営マニュアル資料、内閣府防災情報ページ