2025/06/11
「5月の問題」
気象庁は1952年より津波予報業務を開始し、1983(昭和58)年5月26日に発生した日本海中部地震では地震発生から約15分後に津波警報を発表しましたが、早いところでは地震発生から約7分で津波が到達し、被害が大きかった秋田県や青森県の日本海沿岸では津波警報が沿岸の住民に伝わらなかったところもあったと言われています。
このような事例も教訓に、より早い発表に向けて技術の向上が図られてきた津波警報ですが、現在では地震発生からおよそ何分で発表されるでしょうか。
※ヒントは 防災の世界 > 災害基礎知識 > 津波災害 にあります。
(1)3分
(2)5分
(3)10分
正解は・・・(1)です。
気象庁では、地震が発生すると、まず地震の位置と規模を求め、そこから推定される津波の高さと到達時刻を津波予報データベースから検索して「津波警報・津波注意報」を発表します。この所要時間がおよそ3分です。
地震に備えて、事前に様々な津波の計算を行いデータベース化していますが、予測値より大きな津波が来ることも考えられます。事前に地域のハザードマップを確認し、津波の影響が示されていれば、津波警報等の発表時には直ちに海岸から離れて、強固な高い建物か高台に避難をしてください。
5月の当選者発表
兵庫県:emius313さん、大阪府:kaorin430、埼玉県:ゆきまるさん
群馬県:せんさん、鳥取県:セロリさん、和歌山県:竹田佐織さん
福岡県:たかこさん、熊本県:カンレノさん、長崎県:メイちゃんさん
大阪府:Junさん