平成11年8月17日トルコ共和国西部地震災害

主な使用資器材

トルコ共和国西部地震災害

災害の概要 派遣要請等 活動概要 主な使用資器材
生存者の救出活動状況 派遣隊員及び部隊編成等
今後の課題と検討事項 総括所感

4.主な使用資器材


救助器具 使用目的及び特徴
電磁波人命探索装置
(シリウス)
瓦礫や倒壊した家屋に向かって電磁波を放射し反射してきた反射波の中に生存者の波形が存在するかコンピューターが解析し、生存者のみを発見する。
画像探査機1型
(ファイバースコープ)
災害現場等で、倒壊建物の内部を光ファイバーにより状況検索できるものである。
画像探査機2型
(ボーカメ)
伸縮自在(5段)の先端に取り付けられたCCDカメラを通して、倒壊建物等の内部が黙視検索できる。先端にスピーカー及び集音マイクが内蔵されている。
地中音響探知器 瓦礫や倒壊した家屋等の下敷きとなり、救助を求めている生存者を音声等を探知して、生存者を発見する。
酸欠空気危険性ガス測定器 酸素濃度や可燃性ガスを測定し、爆発危険等を判断できる。
大型油圧式救助器具
(レスキューツール)
自動車のセンターピラやドア等を切断又は破壊し、内部に閉じ込められた人の救助等を行う救助器具で、油圧でカッター及びスプレッダーを作動させる。
油圧式救助器具
(ポートパワー)
救助活動時において、押し、引っ張り、持ち上げ、曲げ等の作業をアタッチメントを取り付けて行うことができる油圧式の救助器具である。
エンジンカッター 小型エンジンを動力として、円盤型切断刃を回転させることにより、金属やコンクリート等を切断し、災害現場における障害物排除、救助活動に活用する。
削岩機 先端に取り付けたドリル等の回転あるいは打撃によってコンクリート、岩石及びレンガ等を破壊する器具である。
ストライカー 5種類の先端アタッチメントを交換することにより、トタンの切断やコンクリート等を、手動による打撃で破壊する。
簡易救助セット のこぎり、大ハンマー、バール、鉄線鋏等を収納し、簡易的な破壊器具を1セットとして、背負うことができる。