津波の記録・取組紹介コーナー

津波にまつわる日本各地の記録や取組を紹介します。

三重県 錦タワー

地域 三重県
所在地 度会郡大紀町錦354-1
場所 錦地区
名称 錦タワー
地震名・発生年 -
建造年 平成10年(1998)

錦地区では、1944年12月7日に発生した東南海地震による津波によって大きな被害を受けたのを教訓に、津波災害に対応した緊急避難体制を確立するために、避難路の終点に避難地と避難休憩施設の整備が行われました。このうち、高台への避難コースの確保が難しい同地域に、この錦タワーが建設されました。 錦タワーは、円筒形の鉄筋コンクリート製で高さ21.8mの5階建てであり、東南海地震津波の高さ6.5mを基準に、2階(8.1m)以上は浸水しない想定のもと、緊急時には500人程度避難できるスペースを確保することが可能です。構造的には大地震(震度6~7)及び大地震後に発生すると予測される津波並びに津波による浮遊船舶の衝突に耐えるよう構造設計されています。また、非常用発電機・投光器・防災器具保管所も備え付けられ、津波の際に避難・救助しやすいよう建物の外側のらせん階段が設けられています。平時の際には、1階が消防倉庫、2階が地区住民の集会所、3階には東南海地震津波被災時等の写真、防災資料の展示を行い、防災意識啓発の提供の場として整備されています。


周辺写真

錦タワー前の道路
錦タワーから見た風景1 錦湾を望む。
錦タワーから見た風景2 山側。左手に見えるガードレールの向こう側は川で、囲まれています。