津波にまつわる日本各地の記録や取組を紹介します。
地域 | 三重県 |
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所在地 | 鳥羽市国崎町377 |
場所 | 常福寺 |
名称 | 津波流出塔 |
地震名・発生年 | 安政東海地震(1854) |
この碑には、近くの海岸に22.5mもの津波が押し寄せたが、犠牲者は6名のみであったと記されています。この理由としては、明応地震(1498)の後に沿岸部に建てられていた集落が高台のこの地に集団移転したためとされており、この国崎町は、国内最古の集団移転地といわれています。左下の写真の手洗い石は境内の左横にあり、常福寺住職によると、津波で打ち上げられた船に載っていた石垣で作ったものであるとのことでした。