避難の方法

6.火災発生時の避難


火災は初期の段階ですばやく消火することが大切ですが、炎が天井付近に達すると消火器で消すことが困難になります。このような場合にはすみやかに避難し、119番通報してください。避難するときは服装や持ち物にこだわらずできるだけ早く屋外に出てください。
火災が拡大すると、一酸化炭素などの有毒ガスを含む煙があっという間に部屋中に充満します。煙の広がる速さは予想以上に速いものです。避難するときはできるだけ姿勢を低くし、ぬれタオルやハンカチで鼻や口をふさいで煙を吸い込まないようにしてください。


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火災で熱せられた煙が横方向に広がる速さは秒速0.5~1m程度(人の歩く速さくらい)と言われていますが、それに対して上昇する速さは秒速3~5m(人が走る速さの2~3倍)と言われます。階段などでは特に煙にまかれないよう注意が必要です。


火災の発生した屋内では燃焼による酸欠と煙で避難が難しくなる場合がありますが、高齢者や子ども、体の弱い人を優先し、落ち着いて避難しましょう。 なお、一度外に避難したら再び屋内に戻らないでください。逃げ遅れた人がいるときは、すぐに消防隊に知らせましょう。


参考:総務省消防庁「防災・危機管理eーカレッジ」
 新宿区ホームページ
 内閣府「住宅における地震被害軽減に関する指針」平成16年8月
内閣府「津波避難ビル等に係るガイドライン」平成17年6月
(財)消防科学総合センター「地域防災データ総覧 地震災害、火山災害、風水害編等(CD-ROM版)」平成16年3月