| 安山岩 |
珪酸(SiO2)成分が53〜63重量%含まれる火山岩。 |
| 外輪山 |
カルデラの縁を形成する火山体でカルデラを取り巻くように分布するので外輪山と呼ばれる。 |
| 中央火口丘 |
カルデラ形成後にカルデラ内にできた火山体。 |
| 火砕丘 |
噴火によって放出された火砕物が火口の周辺に堆積してつくられた円錐型の地形。 |
| 火砕サージ |
火砕物と高温のガスの混合物が横なぐりの砂嵐や地吹雪のように吹き抜ける現象。 |
| 火砕流 |
高温の火砕物と火山ガスや大気との混合体が地表面にそって流れる現象。 |
| 火砕流台地 |
大量の火砕流が堆積してできた台地状の地形。 |
| 火山岩 |
マグマが急冷してできた岩石でガラスや細粒結晶からなる。火山はマグマが地表に噴出して急冷し、この種の岩石で構成されていることから、火山岩と呼ばれている。 |
| 火山砂 |
火砕物の粒径による区分で、粒径が砂サイズ(2mm〜1/16mm)の粒子。 |
| 火山砕屑物(火砕物) |
マグマあるいは溶岩が砕かれて破片状になった固体粒子。火砕物ともいわれ、火砕物が固結した岩石を火砕岩(火山砕屑岩)という。 |
| 火山弾 |
噴火で火口から放出されたマグマの塊。弾道軌道を画いて放出され、まるで大砲から発射された砲弾のように飛んでくる。形態によって紡錘状(ラグビーボール状)、リボン状、パン皮状など様々な形態がある。 |
| 火山泥流(泥流) |
噴火時に火口周辺に大量の雪や氷を融解させた場合や、火口内に大量の水がたまっていた場合、噴火噴出物である火山岩や火山灰を多量に含んだ水が高速で流下すること。ラハーともよばれ、噴火の後の集中豪雨などで発生することもある。 |
| 火山灰 |
火砕物の粒径による区分で、粒径が2mm以下の細粒な粒子を指す。火山砂及び火山シルトは広義の火山灰に含まれる。 |
| 火山フロント |
日本列島のようなプレートの沈み込み帯でもっとも海溝側の火山を連ねた線。 |
| 火山豆石 |
火山灰が固まってできた豆状の粒子。水滴の周りに火山灰が付着した後、水が蒸発する事などによりできる。 |
| 火成岩 |
マグマが冷えて固まってできた岩石。構成鉱物が細粒で急冷してできた岩石を火山岩、成鉱物が粗粒でゆっくり冷えてできた岩石を深成岩と呼ぶ。 |
| 軽石 |
マグマが固まってできた多孔質の粒子で、色が白っぽい物を言う。 |
| 軽石丘 |
主として軽石でつくられた火砕丘。 |
| 軽石流 |
本質物質として軽石が大量に含まれる火砕流。 |
| カルデラ |
火山にできた大型の凹地形。直径が2kmよりも大きい物をカルデラといい、2kmより小さいものをクレーター(火口)という。大量のマグマが噴出した後に地表が陥没してできたり、単なる浸食作用によってできたりする。 |
| 土石なだれ(岩屑なだれ) |
火山の一部が崩壊して、雪崩のように高速で崩れ落ちる現象。 |
| 苦鉄質 |
火成岩等で鉄やマグネシウムに富み、珪酸(SiO2)成分に乏しいこと。「苦」はマグネシウムを意味する。 |
| クリンカー |
溶岩流の上面や下面にあるガサガサした礫状の溶岩片の層。溶岩の表面が急冷され粘性が高くなり変形に絶えきれなくなって破砕された破片で構成される。 |
| 珪長質 |
火成岩等で鉄やマグネシウムが乏しく、珪酸(SiO2)成分に富むこと。「珪」は珪酸、「長」は長石を意味する。 |
| 玄武岩 |
珪酸(SiO2)成分が53重量%以下の火山岩。 |
| 降下火砕堆積物 |
火口から直接放出されたり、噴煙と共に空中に吹き上げられて風によって運ばれた後、降下堆積した火砕物のこと。 |
| 黒曜石 |
急冷してガラス質となった流紋岩、デイサイト質火山岩。一般的に黒色で、結晶が乏しく、割ると貝殻状の鋭利な破片になる。良質な打製石器の材料となる。 |
| 水蒸気爆発 |
地下に閉じこめられた高温・高圧の水蒸気が急激な減圧や水蒸気圧の上昇によって体積膨張して爆発する現象。 |
| スコリア |
マグマが固まってできた多孔質の粒子で、色が黒っぽい物を言う。 |
| スコリア丘 |
主としてスコリアでつくられた火砕丘。 |
| スコリア流 |
本質物質としてスコリアが大量に含まれる火砕流。 |
| ストロンボリ式噴火 |
比較的穏やかな噴火で火口から火山弾やスコリアを放出する。 |
| スパター |
火口から放出される溶岩片で、着地した時も未固結で柔らかかった物。 |
| スパター丘 |
主としてスパターでつくられた火砕丘。 |
| 成層火山 |
円錐型の大型火山で同じ火口から繰り返し噴火をする。山体は溶岩と火砕岩が交互に重なってできている。 |
| 側火山 |
成層火山の山腹など、中心火口から離れたところに噴出した小型の火山のこと。寄生火山ともいう。 |
| タフリング |
高さに比べて火口の直径が極端に大きく、主に火山灰からなる火砕丘。マグマ水蒸気爆発の噴火に伴って生じることがある。 |
| 単成火山 |
一回の噴火で活動が終了してしまう小型の火山。 |
| デイサイト |
珪酸(SiO2)成分が64〜70重量%含まれる火山岩。 |
| テフラ |
火山砕屑物の別名で、降下火砕物だけでなく火砕流堆積物も含まれる。 |
| 流れ山 |
岩屑なだれによって運ばれてきた火山体の巨大な破片。堆積域で小さな丘を形成するので流れてきた小山という意味。 |
| パン皮状火山弾 |
表面にフランスパンのようなひび割れのある火山弾。表面が固まった後に、内部のガスの気泡が膨らむためにひび割れが生じる。 |
| プリニー式噴火 |
大量の火山灰やよく発泡した軽石を吹き上げ、高い噴煙柱を生じる爆発的噴火。広範囲に火山灰や軽石を降らせる。 |
| ブルカノ式噴火 |
爆発的な噴火で火山弾や火山岩塊、火山灰を放出する。粘性の高いマグマの火山で生じる。 |
| ベースサージ |
マグマ水蒸気爆発に伴って発生する、火砕物を含む低温の横殴りの爆風。 |
| マール |
マグマ水蒸気爆発などの爆発的噴火によって形成された爆裂火口のこと。火口の大きさに比べて周りの堆積物は非常に薄い。 |
| マグマ |
岩石が地下の高温・高圧下で融解してできた流体。水、二酸化炭素などのガスも溶解している。 |
| マグマ水蒸気爆発 |
高温のマグマが水と接触し、急激に水蒸気を生じて爆発する現象。 |
| マグマ溜り |
火山体の下にあると推定されているマグマのたまっているところ。 |
| マグマ噴火 |
マグマを噴出する噴火のこと。(注:水蒸気爆発のようにマグマを噴出しない噴火もある。) |
| 溶岩ドーム |
火口から押し出された粘性の高い溶岩がつくるドーム状の地形。 |
| 溶岩じわ |
溶岩流が流れるときに生じた、溶岩流表面のしわ。 |
| 溶岩台地 |
大量の玄武岩質溶岩が何枚もシート状に積み重なってつくられた平坦で広大な台地状の地形。 |
| 溶岩堤防 |
溶岩流外側が急冷されて固結して内側よりも高くなった地形。 |
| 溶岩トンネル |
固結した溶岩流の内部にできる空洞。溶岩流の表面が冷えて固まっても、内部の未固結の部分が流れてしまうとこのような空洞ができることがある。 |
| 溶結 |
高温の火砕物が厚く堆積したときに、その温度と自重によって固結する現象。 |
| 流紋岩 |
珪酸(SiO2)が70重量%以上含まれる火山岩。 |
| 割れ目火口 |
割れ目状に広がった火口のこと。 |