標準型市町村防災GIS−災害時オペレーション機能について(その1)−
災害時オペレーション機能について(その1)

  今回は本GISの災害時オペレーション機能について、幾つかの機能を紹介します。

1.災害時オペレーション機能の概要

  災害時に被害情報等を整理・集約する手段として、白地図が使用されることが多々あります。この白地図に、生き埋め現場や通行止め箇所などを記述していくことになりますが、たくさんの情報を記述すると、非常に見づらい地図になってしまいます。
  そこで、それらの問題を解消するため、災害時の被害情報等をGIS上に簡単に登録して、効果的に情報を整理・表示・管理して、災害時の意思決定を支援する機能として、本機能を用意しました。

2.被害情報の登録

  左側に被害情報等のデータが並んでいます。そこから必要なものをマウスで左クリックすると、マウスの先に黒い四角い影が表示される。それを地図上の好きな場所に持っていき、左クリックすると、地図に登録することができます(以下は「生き埋め現場」を登録したところです)。
  表示する際も、全ての情報を表示することができるのは勿論のこと、例えば「生き埋め現場」だけ表示したい場合は、それだけチェックすれば表示が可能です。

3.対応済み情報の登録

  左下に対応情報のデータが並んでいます。そこから「対応済み」をマウスで左クリックし、地図上の被害情報の上から左クリックすると、地図に登録することができます(以下は「生き埋め現場」の「対応済み箇所」を登録したところ(つまり救出が完了したところ)です)。

4.避難所開設状況の登録

  左下の対応情報のデータが並ぶところに、避難所の開設もしくは閉鎖の方法が並んでいます。そこから「開設」(もしくは「閉鎖」)をマウスで左クリックし、地図上の避難所の上から左クリックすると、地図に登録することができます(以下は避難所の「開設」及び「閉鎖」を登録したところです)。

5.浸水ポイントの登録

  水害の際、当初は浸水のエリアを把握することは難しいと思われるため、浸水の深さをシンボルの長さで表現したポイントデータを登録できる仕組みを用意しています。
  左側の被害情報のデータリストに「浸水ポイント」がありますので、それをマウスで左クリックし、地図上の必要な場所に左クリックし、深さを入力すると、地図に登録することができます(以下は深さの違う浸水ポイントを幾つか登録したところです)。