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火山


【現象に関する用語】

活火山(かつかざん)
 以前は、「常に噴気活動があったり頻繁に噴火する火山(桜島、浅間山など)」を活火山としていましたが、 60年代から、現在は活動していませんが、噴火記録のある火山も加え、活火山の定義を「噴火記録のある火山(富 士山など)や活発な噴気活動がある火山」に変更し、77火山を選定しました。
 また、歴史記録がなくても火山噴出物の調査から比較的新しい噴火の証拠が見出されることも多くなるため、1991 年には活火山の定義を「過去およそ2000年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」に変更し、 83火山を選定しました。
 さらに研究が進むにつれて、2000年以上の休止期間をおいて噴火する火山もあることが明らかとなったことから、20 03年は、「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」を活火山として再定義する ことになりました。この定義によれば、2017年現在の日本の活火山数は111火山となります。
 今後も研究の進展により、活火山の数は増減する可能性があります。

火砕流(かさいりゅう)
 火山の噴火によって、高温状態にある大小の噴出物破片が一団となって、斜面を高速でなだれのように流下する現象の ことをいいます。その高温性と高速性から、事前の避難以外に逃れることは極めて難しく、火山災害の中でも最も危険な 現象の一つです。
 1991年雲仙普賢岳で発生した火砕流では、死者・行方不明者43人、負傷者10人の被害をもたらしました。

火山泥流(かざんでいりゅう)
 噴火のときに出てきた火山灰や石などが、山の途中にある湖や川の水と混じって山腹を高速で流れ下る現象をいいます 。時速は数十kmにも達し、道路や構造物、農耕地などに大きな被害を与えることがあります。
 1926年の北海道十勝岳の噴火で、積もっていた雪がとけて火山泥流が発生し、死者・行方不明者144名を出しまし た。

噴火警報・噴火予報(ふんかけいほう・ふんかよほう)
 噴火警報の発表以前は、おおむね「緊急火山情報」が警報、「臨時火山情報」が注意報、「火山観測情報」が危険度が 低い場合の情報という具合で扱われてきましたが、情報の分かりにくさは残っていたため、気象庁では気象業務法を改正 し、2007年12月1日から、全国110の活火山を対象として、噴火警報・噴火注意報の発表を導入することとなりました 。これにともなって、従来の3種の火山情報(緊急火山情報,臨時火山情報,火山観測情報)は廃止となりました。
 噴火警報は、気象庁が発表する火山に関する警報のことで、居住地域や火口周辺に影響が及ぶ噴火 の発生が予想された場合に、警戒が必要な範囲(影響範囲)を付した名称で発表されます。
 警戒が必要な範囲に居住地域が含まれる場合は「噴火警報(居住地域)」、含まれない場合は「噴火警報(火口周辺) 」(略称は「火口周辺警報」)として発表し、海底火山については「噴火警報(周辺海域)」として発表されます。噴火 警報は報道機関、都道府県等の関係機関に通知されると直ちに住民等に通知されます。
 噴火予報は、気象庁が発表する火山に関する予報のことです。噴火警報を解除する場合や、火山活 動が静穏(平常)な状態が続くことを知らせる場合に発表されます。

噴火警戒レベル(ふんかけいかいれべる)
 火山活動の状況に応じて、防災機関や、住民及び登山者等がとるべき具体的な防災対応を「避難」「避難準備」、「入山規制」「火口周辺規制」 「活火山であることに 留意」の5段階に区分して示す指標のことをいいます。2007年12月1日から、気象庁より発表を開始して います。
  2007年11月以前の火山情報については、火山の活動状況のみで表現されていて、具体的な防災対応との関連が 明確ではないといった指摘がありました。
 「噴火警戒レベル」の導入にともなって、2003年11月4日に導入された「火山活動度レベル」と従来の3種の火 山情報(緊急火山情報,臨時火山情報,火山観測情報)は廃止となりました。
 当初の導入対象は16火山でしたが、2017年9月現在、有珠山・浅間山・富士山・三宅島・雲仙岳・桜島など38 の火山が「噴火警戒レベル」の発表対象となっています。