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主要火山災害一覧


ピナツボ火山 1991年噴火 (フィリピン)
フィリピンのルソン島、マニラの北西90kmに位置するピナツボ火山は、標高1,745mの成層火山でした。マグマの性質は角閃石安山岩質からデイサイト質で約110万年前から活動している成層火山です。最近の活動は約400年前の噴出量数km3におよぶ火砕流の活動が知られていました。
1991年6月、ピナツボ火山では大噴火が発生し、今世紀屈指の噴火の一つとなりました。
この噴火では、1991年4月ごろから水蒸気噴火がくりかえされ、6月9日にマグマ噴火が始まりました。大量の火山灰や軽石が噴出し、6月12日には噴煙柱が高さ25Kmまでに達しました。噴火は、台風の襲来と重なったため、軽石や火山灰は激しい泥雨として降り注ぎ、家屋の屋根などに堆積したため、多くの建物が倒壊し、約800人の死者を出しました。主に6月12日から15日の活動で、約11km3の火砕物を噴出し、約5,000km2の地域に降下するとともに、火砕流となって裾野の谷を埋め尽くしました。マグマの噴出に伴って、ピナツボ火山の山頂は陥没し、直径2kmのカルデラを形成しました。
噴火活動は約1週間で終了しましたが、山麓部に堆積した火砕物はその後の降雨で泥流や洪水をひきおこし、下流側に大きな損害を与えました。また、東側山麓部にあったアメリカ軍のクラーク空軍基地がこの噴火で使用不能になり、この噴火は、米軍をこの基地から撤退せしめました。
噴火後5年間の泥流被害の予想図
(凡例)
ベージュ:5噴火後5年間に泥流被害が予想される範囲
赤        :火砕流堆積物
黒        :泥流被害を受けたところ(1991年9月15日)


[パプアニューギニア]
ラバウル火山 1994年噴火
[フィリピン]
ピナツボ火山 1991年噴火
[カメルーン]
ニオス湖 1986年ガス噴出
[コロンビア]
ネバド・デル・ルイス火山
1985年噴火
[アメリカ]
セントヘレンズ火山 1980年噴火
[西インド諸島]
モン・プレー火山 1902年噴火
[イタリア]
ベスビオ火山 79年噴火
[ギリシア]
サントリーニ火山 ミノア噴火
-約3,500年前
[アメリカ]
キラウエア火山
[イタリア]
エトナ火山
[フィリピン]
マヨン火山
[インドネシア]
メラピ火山

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