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日本の火山情報

解説 山体写真 位置図 ハザードマップ 噴火実績図 出典
解説-岩木山(いわきさん)-
1.火山の緒元
火山名 岩木山
地 域 青森県中部
標 高 1,625m
北 緯 40°39' 12''
東 経 140°18' 24''
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2.岩木山の概要
弘前市の北西側にそびえる独立峰、別名津軽富士とも呼ばれる岩木山は、安山岩質のマグマを噴出する(SiO256〜64%)の成層火山です。岩木山は、ここ200年ほど噴火を起こすような活動が無く、山麓部にはスキー場、温泉があり、近隣の人々はこの火山からの恩恵を享受しています。またその裾野周辺の緩傾斜地にはリンゴ畑が広がっています。しかし、過去に激しい活動をした痕跡が山体のあちこちで見られます。急峻な頂上付近には、直径800mの火口壁(南西側の頂部が鳥海山、北東側の頂部が岩鬼山)があり、それを埋めて現在の岩木山山頂など2個の溶岩円頂丘が形成されました。また、山麓部には寄生火山があり、山頂部や山腹斜面に多数の爆発火口も見られます。山頂北東側の赤倉沢の馬蹄形火口は大規模な山体崩壊の跡で、北東山麓の岩屑なだれの堆積域には多数の流れ山地形が分布しています。

3.岩木山の形成史
岩木山の形成過程の略図を示します。初め岩木山は成層火山(大量の安山岩質火砕流、溶岩、火山砕屑物などを噴出)を作りました。その後、山頂部、北東側の赤倉沢上流の馬蹄形カルデラで山体崩壊が起こり、岩屑流堆積物が東北麓に分布しています。現在の岩木山の山頂は最後の活動で形成された中央火口丘(溶岩ドーム)で、美倉山ドームと岩木山頂ドームの二つのドームからなります。

4.最近の噴火活動
記録に残されている噴火活動は水蒸気爆発と考えられていて、1597年から1863年まで、曖昧な記録も含めると、12回の噴火がありました。その後は噴火活動はありませんが、火山体近傍での群発地震や噴気活動、周辺で温泉温度の上昇などの活動が起こっています。

5.噴火様式と噴火災害の特徴
岩木山の火山活動は主として水蒸気爆発の発生とそれの伴う噴石、降灰の降下と考えられます。また、地震や噴火に伴う山崩れ、群発地震、冬季に活動が起こると火山泥流の発生なども懸念されます。

6.ハザードマップ

7.観測施設および付近の気象官署
観測機関
・ 弘前大学
・ 東北大学
・ 地質調査所

付近の気象官署
・青森地方気象台



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