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日本の火山情報

解説 山体写真 位置図 ハザードマップ 噴火実績図 出典
解説-秋田駒ヶ岳(あきたこまがたけ)-
1.火山の緒元
火山名 秋田駒ヶ岳
地 域 秋田・岩手県境
標 高 1,637m
北 緯 39°45' 30''
東 経 140°48' 10'''
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2.秋田駒ヶ岳の概要
秋田県と岩手県の県境に位置する秋田駒ヶ岳は、玄武岩〜安山岩(SiO249〜59%)質の二重式成層火山です。山頂部には北東側の北部カルデラ(1.2km×1km)と南西側の南部カルデラ(3km×2km)が相接していて、火砕流や降下火砕物が山麓や火山東方に分布しています。北部カルデラには、最高峰である女目岳などの火砕丘があり、男岳は北部・南部両カルデラの接合部に位置します。南部カルデラには女岳・小岳・南岳火砕丘などのピークがあります。

3.秋田駒ヶ岳火山の形成史
秋田駒ヶ岳火山の活動史は大きく第1期と第2期に分けられています。第1期は火山体の主体の形成期で、大量の火砕物と溶岩を噴出して成層火山を作りました。第1期の最後には、山頂北側と南西側に2つの馬蹄形カルデラが形成されました。第2期はカルデラ形成後の活動で、北部カルデラでは第1〜第4火砕丘と女目岳火口丘が、南部カルデラでは南岳、女岳、小岳の中央火口丘群ができました。

4.最近の噴火活動
有史以降の確実な活動は1932年(昭和7年)の噴火からで、その後1933年(昭和8年)、1970年〜1971年(昭和45年〜昭和46年)に噴火活動をしています。

1932年(昭和7年)の活動
女岳の西南部に11個の小火口が北東南西方向に開き、新噴石丘が作られました。火山灰や火山礫は放出され、樹木の枯死や有害ガスの発生がありました。

1970年〜1971年(昭和45年〜昭和46年)
1970年8月末頃に女岳山頂付近に噴気孔が生じました。9月15日には更に新たな噴気孔が出現し、9月18日より噴火が始まりました。以後頻繁に爆発(ストロンボリ式噴火)を行い、溶岩を噴出して西側に溶岩流が流下しました。このときの噴出物の総量は1.7×106m3と見積もられています。

5.噴火様式と噴火災害の特徴
有史以降、水蒸気爆発の活動が主体でしたが、1970年〜1971年の噴火ではマグマ噴火が発生し、溶岩流の流出も見られました。このときの噴火はストロンボリ式噴火で、溶岩噴泉を上げ、火山弾やスコリアを放出しました。

6.噴火実績図
(1)1970ー1971年溶岩の分布及び火山弾の到達範囲
(2)1970ー1971年溶岩の変化

7.ハザードマップ
秋田駒ヶ岳火山防災マップ

8.観測施設および付近の気象官署
観測機関
・東北大学
・東京大学
・秋田大学
・弘前大学
・東京工業大学
・地質調査所

付近の気象官署
・盛岡地方気象台
・秋田地方気象台



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