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日本の火山情報

解説 山体写真 位置図 ハザードマップ 噴火実績図 出典
解説-新潟焼山(にいがたやけやま)-
1.火山の緒元
火山名 新潟焼山
地 域 新潟県西部
標 高 2,400m
北 緯 36°55' 04''
東 経 138°02' 21''
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2.新潟焼山火山の概要
新潟焼山火山は新潟県の西部、妙高火山群の北端に位置する小型の火山です。火山体を構成する噴出物の分布面積は約20km2、体積は約3km3です。山体の中央部は標高2400.3mの溶岩ドームで構成され、その山頂部には中央火口(御鉢)があり、その北側には大きく崩壊した馬蹄形の凹地が見られます。山頂付近には多くの噴気口や割れ目があり、場所によって活発な活動を続けています。

3.新潟焼山火山の活動史
新潟焼山火山の活動は、4つの活動期に区分されています(新潟焼山火山の活動史図を参照)。その始まりは比較的新しく、第1期の活動は、約3000年前に始まったと考えられていて、火山灰、火砕流、溶岩流を噴出しました。第2期の活動は、約1000年前の平安時代の活動で、新潟焼山火山の最大規模の活動でした。このときの噴出物は、早川火砕流堆積物、前山溶岩流、一ノ倉溶岩流、坊々抱岩溶岩流で、いずれも北側の早川の谷に向かって分布しています。第3期の活動は、1361年の活動に対比されると考えられていて、大谷火砕流堆積物気篁劃塞瑤鮃柔する溶岩ドームが形成されました。第4期の活動は、溶岩ドームの形成後、現在までを含む活動で、1773年、1852年、1854年、1949年、1962〜1963年、1974年の記録が残されています。

4.最近の火山災害
新潟焼山火山では、1773年(安永2年)以降、火砕流を伴う活動は発生していません。その後の活動は水蒸気爆発と激しい噴気活動で、降灰や噴石を噴出しています。 1974年(昭和49年)の噴火 7月28日の未明、爆発的な噴火が始まり、溶岩ドームの西北西および北北東斜面に小火口群ができました。この火口から半径約800mの範囲に岩塊が落下し、3名の登山者が死亡する災害が発生しています。

5.噴火様式と噴火災害の特徴
最近の噴火活動は小規模な水蒸気爆発が主体ですが、過去には溶岩ドームの崩壊に伴う火砕流が発生した活動も見られます。水蒸気爆発では、これに伴う噴石や岩塊の降下と風下側への火山灰の降下が発生します。また、活動の後も大雨や雪解水による土石流が発生する事もあるので、噴火後の雪解けや梅雨の季節は十分な注意が必要です。

6.噴火実績図
新潟焼山火山の噴火による降灰の分布(1974年)

7.ハザードマップ
新潟焼山火山防災マップ

8.観測施設および付近の気象官署
観測機関
・新潟地方気象台
・東京工業大学
・新潟大学

付近の気象官署
・新潟地方気象台



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