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日本の火山情報

解説 山体写真 位置図 ハザードマップ 噴火実績図 出典
解説-霧島山(きりしまやま)-
1.火山の緒元
火山名 霧島山
地 域 宮崎・鹿児島県境
標 高 1,700m
北 緯 31°55' 51''
東 経 130°51' 50''
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2.霧島火山の概要
鹿児島県と宮崎県の県境に位置する霧島火山は、北西南東方向に長い20km×30kmの楕円形をした山域に大小20あまりの火山体が分布する複合火山です。主な火山体には、最高峰の韓国岳(1700m)を中心に白鳥山、えびの岳、甑岳、新燃岳、中岳、大幡山、御鉢、高千穂峰等があり、多くの火口(不動池、大浪池、大観音御池、白紫池等の火口湖を含む)が分布しています。それぞれの火山体ではいろいろな火山地形があり、溶岩流、火砕丘、溶岩ドーム、マール等の地形がみられます。

3.霧島火山の活動史
霧島火山の活動は、古期霧島火山の活動と新期霧島火山の活動に分けられています(霧島火山の火山層序を参照)。古期霧島火山の活動は、約30万年前〜15万年前で、烏帽子岳、栗野岳、獅子戸岳、矢岳等の火山体が形成されました。新期霧島火山の活動は、約10万年前から始まり、現在まで続いています。新期の活動では、白鳥山、大浪池、夷守岳、韓国岳、新燃岳、高千穂峰、御池、御鉢等の火山体が形成されました。

4.最近の火山災害
霧島火山の噴火記録は、742年(天平14年)の噴火以来60回を越える記録が残されています。特に顕著な噴火は、788年(延暦7年)、1235年(文歴元年)、1716年〜17年(享保元年〜2年)、1768年(明和5年)の噴火でした。また、最近では 1716年〜1717年(享保元年〜2年)の噴火 1716年11月9日、新燃岳を中心に周囲15kmの地域内の数カ所から噴火が始まり、死者5名、負傷者31名、神社仏閣や家屋など多くが焼失しました。また、山林や田畑、牛馬に大きな被害が出ました。1717年2月に再び噴火し、死者1名、負傷者30名の被害が発生し、広範囲に火山灰が降下しました。また、同年9月にも噴火し、降灰による被害が出ています。

5.噴火様式と噴火災害の特徴
霧島火山の噴火では、火山灰、噴石の降下に伴う死者や負傷者、家屋火災等が発生しています。また、最近の1991年(平成3年)の活動では新燃岳直下で地震や火山性微動が急増し、水蒸気噴火による降灰が観測されています。霧島火山の周辺には、火山体を縫うように走る道路や霧島温泉や白鳥温泉等の観光地があるので、火山活動の動静には十分な注意をはらう必要があります。

6.噴火実績図
霧島山の1959年2月17日新燃岳爆発の噴石・降灰の分布図

7.ハザードマップ
霧島火山の防災マップ

8.観測施設および付近の気象官署
観測施設
・東京大学地震研究所
・霧島火山観測所
・京都大学防災研究所
・桜島観測所吉松分室
・地質調査所
・防災科学技術研究所

付近の気象官署
・宮崎地方気象台
・鹿児島地方気象台



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