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5 火山地域の地盤災害

泥流災害(有珠山)

 1978年(昭和53年)10月24日、有珠山麓の洞爺湖温泉町で泥流が発生し、大きな被害をもたらした。
 この泥流は有珠山周辺に降った集中豪雨により、1977〜78年(昭和52〜53年)の有珠山噴火で堆積した火山噴出物が水分を含み、各渓流を流下したものである(図1.5.1)。
 このため洞爺湖温泉街では、死傷者や行方不明者を出し、また住宅の全半壊や浸水等の被害を受けた。この時は10分間雨量が20mmを超えた時点で泥流が発生した。
 その後(1977〜1981年)の研究から、未固結な火山噴出物に覆われ地盤の不安定な有珠山では、連続降雨量が20mmを超えると泥流が多発することが判明した。
図1.5.1 洞爺湖温泉における泥流災害状況