防災展示場
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3 火山噴出物による直接的災害

降灰による被害(桜島など)

 桜島は1955年(昭和30年)以来現在に至るまで継続的に噴火・噴煙活動を続け、特に降灰による各種の被害が問題となっている。1972年(昭和47年)以降一時静穏化していた火山活動が活発化し、農業収入等が激減している。それ以降毎年農業被害が続き、特に火口に近くしかも風下側に位置する地域では被害が大きく、場合によっては作付けも不可能な状況に至っている(図1.3.15、1.3.16)。
 農業被害以外にも、降灰に起因する交通事故(スリップ)、人体への影響、観光客の減少、上水道問題、生活への影響(洗濯物を外に干せない、居住宅への降灰の侵入)等の問題が日常化している。
 1987〜89年(昭和62〜平成元年)の阿蘇山の噴火でも長期にわたって多量の火山灰を放出し、周辺の耕地、山林等に大きい被害を与えた。
図1.3.15 桜島の火山活動状況
図1.3.16 農業収入と主要作物の単位収穫量変化