防災展示場
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災害写真データベース

2風水害の種類別の基礎知識

過去の洪水による被害


1.昭和49年梅雨前線による豪雨(「500ミリの恐怖 七夕豪雨記録写真集」清水市発行より)

  昭和49年7月7日朝東海地方の西部にあった梅雨前線は、台風8号の北東進とともに東へ移動したが、進行速度が非常に遅く、8日朝やっと静岡県下を通過した。
  前線活動が長時間弱まらず、ゆっくり移動することはめずらしいケースだが、このため7日夜半から翌未明にかけて、静岡県下は静岡気象台創設(昭和15年)以来の大雨にみまわれた。特に、静岡、清水両市では、日雨量500ミリという豪雨となった。



2.昭和51年台風による豪雨(「写真集木曽三川の水害」建設省中部地方建設局発行より)

  昭和51年9月4日グアム島南西海上に発生した台風17号は、大型の勢力と雨雲を保持したまま10日から12日にかけて九州南西海上に停滞した。
  この台風の前駆前線も台風の停滞とともに西日本から東日本にかけて停滞し、この前線に向かって湿潤な空気が送りこまれた。このため長良川・揖斐川流域を中心に長期間にわたって降雨をもたらし、8日から13日までの総雨量は800〜1,000ミリに達し、特に美濃地方では1,200ミリを越える豪雨となった。

3.平成10年梅雨前線による豪雨(「平成10年8、4水害」新潟県土木部発行より)

  新潟県北部に停滞していた梅雨前線に向かって、南西方向から暖かく湿った空気が入ったため、活発化した梅雨前線の影響で、県内佐渡・下越地方を中心に8月4日未明から雷を伴う激しい雨が続いた。
  4日午前零時からの降雨量は、新潟市で観測史上最大の265ミリ/日を記録し、新津市で171ミリ/日、宝珠山で270ミリ/日、両津市で194ミリ/日、両津市久知川ダムで270ミリ/日を観測する記録的豪雨となった。
  また、時間雨量では、新潟市で雨量64ミリ、宝珠山で74ミリ、両津市で51ミリ、両津市久知川ダムで64ミリを記録するなど、各地で50ミリを越える雨が降った。


通船川(新潟市中木戸上空より望む)

福島潟(豊栄市)


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