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5 避難に関する基礎知識

1.避難のための目安

雨や風の強さと被害等との関係を示した解説表

 気象庁から発表される防災気象情報では、想定される強い雨や風の程度が雨量や風速で表現されている。しかし、定量的な表現だけでは、情報の受け手に対し、雨や風が人や建物等へどのような影響を及ぼすかを伝えるうえで必ずしも十分ではなく、これに加えて、人や建物等への影響の度合いを具体的に記述することにより、情報の受け手側の防災意識や効果を高めることが求められていた。
 このため、気象庁では雨、風による人や地物等への影響及び想定される被害等の表現を見直し、これらをとりまとめた解説表を作成することとして、地方官署、防災・報道関係機関等の協力を得て検討を進め、平成12(2000)年8月に表2.5.1、表2.5.2のとおり新たな解説表を作成した。
表2.5.1 風の強さと吹き方(平成12年8月気象庁作成)
(注1)表に示した風速は、10分間の平均風速です。風の吹き方は絶えず強弱の変動があり、瞬間風速は平均風速の1.5倍から3倍以上になることがあります。
(注2)風圧Pは、風速Vの2乗に比例します。上表は箱型の建物の壁が受ける圧力を示しています。(P=0.05・V2:P風速、V風速)
(注3)「強い風」や「非常に強い風」以上の風が吹くと予想される時は強風注意報や暴風警報を発表して警戒を呼びかけます。なお、注意報、警報の基準は地域によって異なります。
(注4)この表を使用される際は、以下の点にご注意下さい。
・風速は地形や廻りの建物などに大きく影響されます。風速は、風速計が置かれている地点での観測値ですが、同じ市町村であっても周辺の地形や建物の影響で風速は異なります。
・風速が同じであっても、対象となる建物、構造物の状態や風の吹き方によって被害が異なる場合があります。この表では、ある風速が観測された際に、通常発生する現象や被害を記述していますので、これより大きな被害が発生したり、逆に小さな被害にとどまる場合もあります。
・この表は主に近年発生した被害の事例から作成したものです。今後新しい事例が得られたり、表現など実状と合わなくなった場合には、内容を変更することがあります。
表2.5.2 雨の強さと降り方(平成12年8月気象庁作成)
(注1)「強い雨」や「激しい雨」以上の雨が降ると予想される時は、大雨注意報や大雨警報を発表して注意や警戒を呼びかけます。なお、注意報や警報の基準は地域によって異なります。
(注2)猛烈な雨を観測した場合、「記録的短時間大雨情報」が発表されることがあります。なお、情報の基準は地域によって異なります。
(注3)表はこの強さの雨が1時間降り続いたと仮定した場合の目安を示しています。この表を使用される際は、以下の点にご注意下さい。
・表に示した雨量が同じであっても、降り始めからの総雨量の違いや、地形や地質等の違いによって被害の様子は異なることがあります。
この表ではある雨量が観測された際に通常発生する現象や被害を記述していますので、これより大きな被害が発生したり、逆に小さな被害にとどまる場合もあります。
・この表は主に近年発生した被害の事例から作成したものです。今後新しい事例が得られたり、表現など実状と合わなくなった場合には内容を変更することがあります。
【引用ホームページ】 http://www.kishou.go.jp/