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3 防災気象情報

メソ数値予報モデル

 気象庁では、平成13年3月にスーパーコンピュータ更新を行い、メソ数値予報(注)を開始する。 これまで、局地的な豪雨の予報については、主にレーダー、アメダスなどによって降雨の実況を監視することにより、現象を迅速に検知して、防災気象情報を発表することにより対応してきた。気象災害の一層の防止・軽減を図るためには、こうしたメソ・スケール気象現象の推移を数時間以上前から予報することが必要である。メソ数値予報により、水平的な広がりが数10km〜数100km程度の大きさで、寿命が数時間程度の豪雨を精度良く予報することを目指す。(表2.3.5)
 洪水、土砂災害等国民の生命財産に大きな被害をもたらす集中豪雨等の局地的に激しい現象は、水平的な広がりが数10km〜数100km程度の大きさで、寿命が数時間程度の「メソ・スケール気象現象」と呼ばれる。
 数値予報(注)では、従来、低気圧や梅雨前線などの大規模な気象現象の予測を目的とした数値予報モデル(注)を運用してきた。メソ・スケール気象現象の予測については、これまで実用化されていなかったが、
 1) 高分解能・高精度の予測を目指した数値予報技術の開発、
 2) 大型電子計算機(スーパーコンピュータ)の大幅な処理能力の向上、
 3) メソ・スケール現象の予測に必要な詳細な観測システムの整備
により、精度の良い「メソ数値予報モデル」を運用することが可能になった。
図2.3.9 局地数値予報モデルによる大雨予報の改善
表2.3.5 メソ数値予報モデルの内容

*27 気象庁;「平成12年度今日の気象業務」