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3 防災気象情報

指定河川の洪水予報

 わが国には109の一級水系があるが、このうち水防活動上重要な河川を特に指定して、気象庁と国土交通省が共同で「指定河川洪水警報・注意報」を発表している。気象庁は気象状況(降雨・融雪等)の予測を、国土交通省は水文状況(水位・流量)の予測をそれぞれ分担し、両者の緊密な連携のもとに洪水予報を実施している。平成11年度には指定された全国95水系165河川を対象に、延べ296回の洪水予報を発表した。
 指定河川洪水予報は、気象庁(管区気象台、地方気象台等)と国土交通省(地方整備局、工事事務所)が共同して、○○川洪水警報、○○川洪水注意報として発表している。
 気象庁と国土交通省は、指定河川洪水予報業務の一層の拡大・強化を図るため、オンラインによるデータ交換のためのリアルタイム情報交換システムを導入した。平成11年度には気象庁本庁及び管区気象台と地方整備局との間でのオンライン接続を行い、平成12年度には、このシステムの洪水予報業務への利用を開始した。これにより、洪水予報対象とする河川の指定拡大と、洪水予報のより迅速な発表と内容の充実を進めた。平成13年3月末現在、洪水予報の対象河川は全国108水系191河川に拡大している。
 なお、現在、中小河川についても洪水予報の必要性が高いことから、従来の国土交通省に加え、都道府県が洪水予報河川を指定し、気象庁と共同で洪水予報を行えるよう、水防法を改正する方向で議論がなされている。
図2.3.7 全国の一級水系
平成13年3月末現在、洪水予報指定河川を含む水系は108水系(白枠)

*27 気象庁;「平成12年度今日の気象業務」