防災展示場
消防防災GIS
災害写真データベース

3 観測と地震予知

量的津波予報-2

2 数値シミュレーション技術の導入-2
 図1.3.19は、「平成6年(1994年)北海道東方沖地震」について 、数値シミュレーション技術を用いた津波伝播の状況を、図1.3.20は、同地震についてデータベースの検索から推定した津波の高さと観測された津波の高さの比較を示したものである。この技術を導入することによって、従来の経験的な津波予報では困難であった、海岸における定量的な津波の高さなどを的確に予報するとともに、県単位程度の範囲を対象としたきめ細かな予報が可能となる *45)
3 津波浸水予測図の活用
 現在開発中の新しい津波予報は、県単位程度の広がりを対象としていることから、市町村等が実施する個々の海岸における津波対策を効果的にするためには、事前に津波浸水予測図を整備し、新しい津波予報と連動させることが望ましい。津波浸水予測図は、作成に高度な技術を必要とすることから、気象庁等が地方公共団体等に対する技術協力を行っていくこととしている。
図1.3.20 平成6年(1994年)北海道東方沖地震を例とした数値シミュレーションにより推定された津波の高さ(左)と観測された津波の高さ(右)の比較