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2 地震と地震災害

津波の規模

 沿岸での津波の最高値(高さ)と津波の影響した海岸線の広がりとを考慮して、津波の規模階級mが表1.2.4のように定義されている。これを今村・飯田の津波マグニチュード *39)という。
 波源に近い沿岸での津波遡上高と、広域の地域で得られた検潮記録を併用して、今村・飯田スケールに調和的な津波マグニチュードを決める方法を、羽鳥 *40)が次のように提 案している。
 m=2.7logH+2.7logΔ−4.3
Δ(km):震央から観測点までの海洋上の最短距離(20〜2000kmの範囲)、H(cm):距 離Δで の検潮記録の最大全振幅および遡上痕跡高である。
一方、阿部 *41), *42)の導入したMtがあり、これも津波マグニチュードと呼ばれ、次式で表される。
 Mt=logH+logΔ+5.55
Δ(km):震央から観測点までの海洋上の最短距離、H(m):距離Δでの検潮記録の最大全振幅である。これは波源での津波の大きさ及び津波を起こした地震の断層運動の大きさとも関連づけられた量である。
 二つの津波マグニチュードは次ぎの式で換算される。 *40)
 Mt=0.37m+7.1
表1.2.5は、日本の巨大津波の表 *34)に最近の津波を追加したものである。
表1.2.4 津波の規模階級(今村・飯田スケール) 
表1.2.5 日本の巨大津波の表