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2 地震と地震災害

地震動

 地震波は地球内部での急激な変動により発生する。この急激な変動とは、多くの場合、岩盤がある面に沿って破壊しつつ、その面を境に岩盤同士にくいちがい(すべり)が生じる断層運動である。その後地震波は、地殻、表層付近の地下構造を伝わり、地表に到達する。この時の地面の揺れを地震動という。ある地点での地震動は、地動変位、地動速度、地動加速度の時間的な推移、即ち波形として表わされる。この波形が、地震動の性質(揺れが大きい・小さい、周期が長い・短い、揺れている時間が長い・短い)を物語る。波形は各種の地震計(変位計、速度計、加速度計)によって観測・記録される。一方、地震動の強弱を簡便に表現するための数値として、震度、最大地動速度、最大地動加速度などが用いられる。
 地震動がどのようなものになるかは、震源(→震源が地震動に与える影響)、伝播経路(→伝播経路が地震動に与える影響)、表層地質(→表層地質が地震動に与える影響-1、→表層地質が地震動に与える影響-2)の3つの要素により決定される(図1.2.1参照)。
図1.2.1 地震動の特性を決定する3つの要因を表した図