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2017年10月23日(月)
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火山災害の基礎知識

1  火山についての基礎知識


(3)火山噴火予知計画対象火山(活動的37火山)を訪ねて
ー日本を代表する火山の景観、切手、噴火履歴等ー
(気象庁「火山 その監視と防災」等より)

1.雌阿寒岳、十勝岳、樽前山、有珠山、北海道駒ヶ岳


雌阿寒岳(1499m)
  中央部のナカマチネシリ火口と山頂のポンマチネシリ火口では硫気活動が盛んで、山腹・山麓にも硫気孔や温泉が多い。有史後の噴火は水蒸気爆発で、特に昭和30〜40年頃(1955〜1965年)に頻繁に噴火し、最近では昭和63年(1988年)1〜2月に噴火があった。

十勝岳(2077m)
  山頂の各火口では、硫気活動が盛ん。爆発的噴火が特徴で、特に積雪期の噴火では泥流に注意が必要である。最近では昭和63年〜平成元年(1988〜1989年)に噴火し、たびたび小規模な火砕流、泥流が発生し、住民が避難した。

樽前山(1041m)
  有史後の噴火は全て山頂部で起こり、溶岩ドームの形成・破壊を繰り返してきた。明治42年(1909年)に火口中央に溶岩ドームが形成され、現在も活動が認められる。

有珠山(732m)
  中央火口丘の大有珠、小有珠および側火山の昭和新山は、いずれもデイサイト(石英安山岩)の溶岩ドーム。噴火の前兆として、有感地震が多発する特徴がある。昭和52〜53年(1977〜1978年)の噴火では山頂火口原に有珠新山が形成された。
 平成12年3月に噴火が始まり、5月以降は終息にむかったが15,000人をこえる人に避難指示、勧告が出された。
 
昭和新山
(第2次国立公園切手)

北海道駒ヶ岳(1131m)
  頂部には東方(写真右方)に開くU字型のカルデラがある。爆発的噴火が特徴で、軽石流や岩屑流を生じやすい。寛永17年(1640年)の噴火では内浦湾に津波を起こし(死者約700人)、昭和4年(1929年)の噴火では軽石流が流下した。その後平成8年、10年、12年にも噴火が起きている。
 
大沼と駒ヶ岳
(国定公園切手)



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