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今日は何の日?
2017年12月13日(水)
過去の災害
全国統一防災標語
災害に 備えて日頃の 火の用心 (平成7年度)shim便利さに 慣れて忘れる 火のこわさ (平成8年度)shimつけた火は ちゃんと消すまで あなたの火 (平成9年度)shim気をつけて はじめはすべて 小さな火 (平成10年度)shimあぶないよ ひとりぼっちにした その火 (平成11年度)shim火をつけた あなたの責任 最後まで (平成12年度)shimたしかめて。火を消してから 次のこと (平成13年度)shim消す心 置いてください 火のそばに (平成14年度)shimその油断 火から炎へ 災いへ (平成15年度)shim火は消した? いつも心に きいてみて (平成16年度)shimあなたです 火のあるくらしの 見はり役 (平成17年度)shim消さないで あなたの心の 注意の火。 (平成18年度)shim火は見てる あなたが離れる その時を (平成19年度)shim火のしまつ 君がしなくて 誰がする (平成20年度)shim消えるまで ゆっくり火の元 にらめっ子 (平成21年度)shim「消したかな」 あなたを守る 合言葉 (平成22年度)shim消すまでは 出ない行かない 離れない (平成23年度)shim消したはず 決めつけないで もう一度  (平成24年度)shim消すまでは 心の警報 ONのまま (平成25年度)shimもういいかい 火を消すまでは まあだだよ (平成26年度)shim無防備な 心に火災が かくれんぼ (平成27年度)shim消しましょう その火その時 その場所で (平成28年度)shim火の用心 ことばを形に 習慣に (平成29年度)shimあなたは火事の恐ろしさを知らない (昭和43年度)shim今捨てたタバコの温度が700度 (昭和44年度)shim防火三百六十五日 (昭和45年度)shimいま燃えようとしている火がある (昭和46年度)shim慣れた火に 新たな注意 (昭和47年度)shim隣にも声かけあってよい防火 (昭和48年度)shim生活の一部にしよう火の点検 (昭和49年度)shim幸せを明日につなぐ火の始末 (昭和50年度)shim火災は人災 防ぐはあなた (昭和51年度)shim使う火を消すまで離すな目と心 (昭和52年度)shimそれぞれの持場で生かせ火の用心 (昭和53年度)shimこれくらいと思う油断を火が狙う (昭和54年度)shimあなたです! 火事を出すのも防ぐのも (昭和55年度)shim毎日が防火デーです ぼくの家 (昭和56年度)shim火の用心 心で用心 目で用心 (昭和57年度)shim点検は防火のはじまりしめくくり (昭和58年度)shim“あとで”より“いま”が大切 火の始末 (昭和59年度)shim怖いのは「消したつもり」と「消えたはず」 (昭和60年度)shim防火の大役 あなたが主役 (昭和61年度)shim消えたかな! 気になるあの火 もう一度 (昭和62年度)shimその火 その時 すぐ始末! (昭和63年度)shimおとなりに あげる安心 火の始末 (平成元年度)shimまず消そう 火への鈍感 無関心 (平成2年度)shim毎日が 火の元警報 発令中 (平成3年度)shim点検を 重ねて築く“火災ゼロ” (平成4年度)shim防火の輪 つなげて広げて なくす火事 (平成5年度)shim安心の 暮らしの中心 火の用心 (平成6年度)

鳶頭政五郎覚書

鳶頭政五郎覚書

6. 階子乗り
(1) (2) (3) (4)

(3) 出初式と階子乗り
  毎年正月6日に消防出初式があるけれども、昔の出初式風景なんていうと、まず詰所とか組頭の家へ全部組員が集まり勢ぞろいして、「おめでとう、おめでとう」ということで、神棚から火打ち石をとり出して、切り火をしてお神酒(みき)で乾杯をしてから出初めへ行く。道具はどうするかというと、組頭の家の前へ“寄せ掛け”という足場を仮にかける。寄せ掛けってのは、丸太2本立てて、それに横布(横棒)をつけて筋交い(すじかい)を入れる。階子の長さの半分くらいの足場で、ちょうど屏風みたいなものを作って、そこへ纏と階子を寄せ掛ける。階子は新しい真竹の階子。これが出かける前の準備で、それから隊列を組んで、各方面が所属する消防署へ集合する。今はそんなことやってないけれども、昔はこれをちゃんとやっていた。鳶口などの道具類は暮れにきちんと洗っておいて、出初めの前日に道具改(あらため)という儀式を行った。うちは第一区十番組だから第一本部に集まる。第一区の10組が全部集まって、纏が10本集まって、そこから式場まで隊列を組んで歩いて行く。現在では自動車で行っちゃうけどね。

明治時代の出初式
明治時代の出初式

  今は纏や階子によく正月のお飾りなんかを付けているけど、私たちが教わった出初めでは、これはなかった。纏・階子のお飾りはほとんど暮れの28日に付けて、それでずっと正月を迎えて、出初めへ行って、式場へ入るとき全部お飾りをとっちゃう、それが本来の昔のやり方だった。俗に正月の飾りは七草の風に当てるなといういわれがあるから、6日の夜にその飾りをばらしちゃうのがしきたりで、出初めの場合は1日早く朝から外してしまった。今はいろんな見た目のバランスから、正月のお飾りを付けて式場まで行っちゃう。

  出初式では、毎年恒例になっている階子乗りがはじまる。階子乗りの行事というのは、大名火消のほうが早かったそうで、大名火消でも加賀鳶あたりがその最初だろうってことになっているけど、それを真似して町火消も町内で階子乗りをやるようになった。
  昔からいうとおり、昼間の火事は遠いようで近く、夜の火事は近いようで遠い。夜の火事というのは、夜空が真っ赤になって、遠くても近くに見えるわけだね。ところが、昼間の火事というのは、煙だけで火が見えないから遠いようで近い。
「おいっ、何かあっちがおかしいぞ」
「ともかく階子でも立てて、ちょっと方角にらんで見ろ」
ということで、そこから階子乗りがはじまったと考えると筋ができるが、どうだったか。
加賀鳶梯子乗り
加賀鳶梯子乗り
洛南圭折  画

は組の出初
は組の出初
一勇斎国芳  画