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2017年12月17日(日)
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今捨てたタバコの温度が700度 (昭和44年度)shim防火三百六十五日 (昭和45年度)shimいま燃えようとしている火がある (昭和46年度)shim慣れた火に 新たな注意 (昭和47年度)shim隣にも声かけあってよい防火 (昭和48年度)shim生活の一部にしよう火の点検 (昭和49年度)shim幸せを明日につなぐ火の始末 (昭和50年度)shim火災は人災 防ぐはあなた (昭和51年度)shim使う火を消すまで離すな目と心 (昭和52年度)shimそれぞれの持場で生かせ火の用心 (昭和53年度)shimこれくらいと思う油断を火が狙う (昭和54年度)shimあなたです! 火事を出すのも防ぐのも (昭和55年度)shim毎日が防火デーです ぼくの家 (昭和56年度)shim火の用心 心で用心 目で用心 (昭和57年度)shim点検は防火のはじまりしめくくり (昭和58年度)shim“あとで”より“いま”が大切 火の始末 (昭和59年度)shim怖いのは「消したつもり」と「消えたはず」 (昭和60年度)shim防火の大役 あなたが主役 (昭和61年度)shim消えたかな! 気になるあの火 もう一度 (昭和62年度)shimその火 その時 すぐ始末! (昭和63年度)shimおとなりに あげる安心 火の始末 (平成元年度)shimまず消そう 火への鈍感 無関心 (平成2年度)shim毎日が 火の元警報 発令中 (平成3年度)shim点検を 重ねて築く“火災ゼロ” (平成4年度)shim防火の輪 つなげて広げて なくす火事 (平成5年度)shim安心の 暮らしの中心 火の用心 (平成6年度)shim災害に 備えて日頃の 火の用心 (平成7年度)shim便利さに 慣れて忘れる 火のこわさ (平成8年度)shimつけた火は ちゃんと消すまで あなたの火 (平成9年度)shim気をつけて はじめはすべて 小さな火 (平成10年度)shimあぶないよ ひとりぼっちにした その火 (平成11年度)shim火をつけた あなたの責任 最後まで (平成12年度)shimたしかめて。火を消してから 次のこと (平成13年度)shim消す心 置いてください 火のそばに (平成14年度)shimその油断 火から炎へ 災いへ (平成15年度)shim火は消した? いつも心に きいてみて (平成16年度)shimあなたです 火のあるくらしの 見はり役 (平成17年度)shim消さないで あなたの心の 注意の火。 (平成18年度)shim火は見てる あなたが離れる その時を (平成19年度)shim火のしまつ 君がしなくて 誰がする (平成20年度)shim消えるまで ゆっくり火の元 にらめっ子 (平成21年度)shim「消したかな」 あなたを守る 合言葉 (平成22年度)shim消すまでは 出ない行かない 離れない (平成23年度)shim消したはず 決めつけないで もう一度  (平成24年度)shim消すまでは 心の警報 ONのまま (平成25年度)shimもういいかい 火を消すまでは まあだだよ (平成26年度)shim無防備な 心に火災が かくれんぼ (平成27年度)shim消しましょう その火その時 その場所で (平成28年度)shim火の用心 ことばを形に 習慣に (平成29年度)shimあなたは火事の恐ろしさを知らない (昭和43年度)

鳶頭政五郎覚書

鳶頭政五郎覚書

5. 纏
(1) (2) (3) (4)

(2) 火事場における纏の上げ下げ
  当時の火消は、現在のような消火消防ではなく破壊消防だった。今のように馬力のある消防車があるわけではなく、消火作業といっても、ただ家を壊すことだけ。延焼を食い止めるために風下の家屋を鳶口などでどんどん壊していくやりかたで、とにかく燃える物をなくすしか、火を食い止める手段はなく、そこにこの半纏を着た火消人足が、何百人と大勢働いていた。
  町家の火事であれば、その地元の町火消が最初に駆けつけることになる。火事場に駆けつけて行って、まず纏を屋根に上げることになる。纏というのはその組の大事なシンボルだから、それを燃さないように、一丸となって火がかり(消火)にあたる。


「江戸消防」(江戸消防記念会)より

  この纏の上げ方にも決まりがあり、たとえば仮に私どもの町で火が出たという場合、まずうちの千組の纏を屋根に上げて、初纏(はなまとい)(先頭の纏の意味)となる。次に他の組が駆けつけて、その組の纏が上がってくる。そうしたら、その組の纏を前に出してやって、私どもの纏は達引いて(たてひいて)1歩下がり、隣り町の纏が前に出て初纏となる。次にまた別の町の纏が上がってきたら、また私の千組の纏が1歩下がって達引いてやる。だから、他の町の纏が上がってくるたびに、自分とこの纏は1つずつ下がることになって、纏が4本でも5本でも並ぶ。
  ところが、火勢が激しくなってきて、立て切れないなということを地元の火消が判断したとこで纏を地上に下ろすことになるが、この下げる段になって、組の面子(メンツ)なんかが出てきて、下げろ下げられないでもって、ご存じの喧嘩になるわけでね。纏の上げ下げでもいろいろしきたりがあった。
千組の纏